耐震等級3を取るならインセットの引き戸より…

(2024年08月05日)

みなさん、体調は大丈夫ですか~??

この暑さ…しんどいですね…

8月も厳しい暑さが続きますので

熱中症対策をしっかり行ってくださいね‼

 

さて、今日は当社がオススメする

室内の出入口に用いる建具についてです。

 

建具の開閉方法は開き戸(ドア)、引戸、折れ戸と3種類ありますが、

扉の枚数や納まり、レールの使い方など細かく分けていくと

たくさんの種類があります。

 

例えば・・・

開き戸(ドア):片引きドア、両開きドア、親子ドア、スライディングドアなど

引戸:片引き戸、引き込み戸、引き分け戸、引違い戸、アウトセット引き戸など

 

その中で、当社がよく採用しオススメしている建具は

「アウトセット上吊引き戸」です‼

 

 

20201210 (26)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20201210 (16)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様から特別要望がなく、プラン的に可能であれば

基本アウトセットの引き戸をオススメしております。

 

何故かというと…

 

構造上必要な耐力壁を確保できる‼

バリアフリー性が高い‼

からです‼

 

インセットとアウトセット引き戸

 

 

 

 

 

 

 

アウトセット上吊引き戸は

壁の外側にレールを設置して取付けるので、

扉は壁の外側を移動します。

(扉やレールが壁より出っ張って付いていることになります)

 

ということは、

壁厚をわざわざ薄くする必要もないので

耐力壁を確保できます。

 

その為、耐震性能である「耐震等級3」

取りやすいというのがメリットです。

 

 

<A面>

20201225 (18)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<B面>

20201225 (37)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<A面>

20221205 (11)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<B面>

20221205 (23)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように壁の厚みは変えずに取付けできます‼

 

 

他にも、足元に段差がないのでバリアフリー性が高く、

身体をずらさずに扉を開けられるというメリットがあります。

車いすでも使いやすいですよね。

 

メリットはまだまだあります‼

・吊戸式なので開閉の音が静か

・開けたままにして空間を広く使うことができる

・風により勢い良く閉まることがない

 

逆にデメリットは

・開き戸(ドア)と比べると、壁と扉の間の隙間が空きやすい

・引込み部分の壁にはスイッチやコンセントを設置できない

・家具を置く場合、扉の厚み分壁から離す

 

 

アウトセット引き戸より開き戸(ドア)の方が

音漏れを軽減できるので

テレワークなど在宅勤務が多い方は

使い分けをしてください。

 

プランによってもアウトセット引き戸が

付かない場合もあるので、その場合は開き戸になります。

 

メリット・デメリットを理解した上で

建具を選んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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