アーカイブ:2月2024

耐震等級・UA値・C値 (2024年02月24日)

現在

能登半島地震をキッカケに

改めて

住宅に求める性能を再確認するために

「命を守る性能」

というタイトルで話を進め

現在まで「その1」として

耐震性能に関するお話を3回やってきました↓

<命を守る性能>

<命を守る性能2 耐震性能>

<命を守る性能3 耐震性能>

 

このあと「その2」として

断熱・快適性能に関する話をする予定なのですが

その前に

建物性能に関する事で

当社HPに追加した項目があるので

そのお話を

 

1月末頃からでしたか

当社HPのトップページを開いて

一番最初に目に付く所

画像がスライドで流れますが

そこのところに下記を追加しました

柏市 UA値0.49以下

 

 

 

 

 

<3つのお約束>として

1.耐震等級3(許容応力度計算)

2.UA値 0.49以下

3.C値 0.5以下

 

コレ

説明を加えず数値のみを記しているので

家創りを考え始めたばかりの人には

「何のこっちゃ?」

でしょうが

最近は皆さん

ネット(動画)や書籍で

家創りを「もの凄く」勉強されてる方も増えて来てますので

あえて

そういった方向けに訴求するために

説明抜きで数値目標を書いてます

 

簡単に説明すると

1.耐震等級3(許容応力度計算)

建物の地震に対する強さの事

2.UA値 0.49以下

UA値とは単純に断熱性能の事だと思って下さい

3.C値 0.5以下

建物にある「すき間」がどれくらいあるかという事

 

を示しているのですが

家創り初心者の方はそれこそ

「建物のすき間???なんのこっちゃ?」

でしょうが

この3つの性能

冒頭に出てきた

「命を守る性能」

に凄く関わりがある数値なのです

 

この3つの事は

以前からこのブログや

当社のニュースレター「ゆたか」で

事ある毎に

皆さんにお伝えしてきているのですが

そもそも

「家創りを考えるのに数値が出てくる?」

という事自体に疑問・関心を持たれたそこのあなた!

感が良いですよ!!

(偉そうでスミマセン…)

 

車を購入する時に「燃費性能」を

スマホを買換える時に「バッテリー」や「カメラ性能」を気にするように

現代の住宅性能は

数値を持って性能を示す事が出来ます!

 

昔は(というか今でもそういう人いますが…)

工務店のおやじ社長や量産ハウスメーカーの営業マンが口頭で

「いや~うちの家はあったかいですよ」

「うちは大工・工法が良いのでしっかり作ってますよ」

という

何の根拠もないセールストークと

人柄と予算で家創りをせざるを得なかったのですが

今は

客観的な数値で建物の性能を

建てる前に事前に知る事が出来る時代なんです!!

知らなかった人からすると驚きじゃないですか?

それとも信用できませんか?(笑)

コレ

知ってると知ってないとで大きく差が出ます!!

一生後悔するくらい!!

 

各項目の事は

いずれまた詳しくご説明しますが

現代の家創りに興味を持たれた方は

下記の当社まとめサイトをご覧下さい↓

<ミヤケンまとめサイト 後悔しない高性能な家創れます!!>

 

そして近々

下記の2つのイベントもやりますので

どうぞ宜しくお願い致します!!

 

田代邸構造見学会

 

 

 

 

現場構造見学会!

3/2(土)13:00と15:00

3/3(日)10:00と13:00

各回2組の予約制です

<詳細・お申込みはこちらへ>

 

HPスライドショー3月イベント

 

 

 

 

3/16(土) 13:30~17:30

~はじめてでも失敗しない~

家創り 1stステップセミナー

<詳細・お申込みはこちらへ>

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

4月以降空きがでました! (2024年02月22日)

田代邸構造見学会

 

 

 

 

 

さて

新築のキャンセルがありましたので

4月以降少し手が空いております

少数精鋭と言えば聞こえが良いですが

人数が少ない会社で

一棟入魂でやっておりますので

いつもはお客様にお待ち頂く事が多いのですが

もし

リフォーム等をお考えの方は

この機会に是非

ご検討の程宜しくお願い致します

こちらの都合でスミマセンが…

 

下記の2つのイベントも

どうぞ宜しくお願い致します!!

 

田代邸構造見学会

 

 

 

 

現場構造見学会!

3/2(土)13:00と15:00

3/3(日)10:00と13:00

各回2組の予約制です

<詳細・お申込みはこちらへ>

 

HPスライドショー3月イベント

 

 

 

 

3/16(土) 13:30~17:30

~はじめてでも失敗しない~

家創り 1stステップセミナー

<詳細・お申込みはこちらへ>

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

セイキ「ハニカム・サーモスクリーン」の断熱ブラインド (2024年02月22日)

みなさん、こんにちは(^-^)

こちらセイキの

『ハニカムサーモスクリーン(断熱レール仕様)』

 

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弊社事務所でも使っています。

空気の層を作るためのハニカム(蜂の巣)構造を持たせたブラインドで、

断熱効果が高いので、窓からの熱の出入りをカットしてくれます‼

さらに、窓枠両サイドにオプションのレールを付けてブラインドを固定すれば、

すきま風を防いでくれるので、保冷・保温効果がUPします‼

また、風によるブラインドのばたつきがないのでおすすめです。

 

こちらのブラインドは先日お引渡ししましたK様邸にも採用しました‼

(遮光タイプ)

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(採光タイプ)

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↑↑このブラインドは吹抜窓についているので

ここだけ電動のハニカムサーモススクリーンを採用。

充電式なので、電気工事が不要‼

操作もとっても簡単でした。

セイキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家の中で熱の出入りが一番大きいのは「窓」です‼

断熱性のあるハニカム構造のブラインドはおすすめですよ~‼

 

 

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★見学会のご案内★

3/2(土)・3/3(土)

『現場構造見学会』開催予定

セルロースファイバーの断熱材の施工状況

LVLの構造体など

今しか見られない工事中の現場をお楽しみください。

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★セミナーのご案内★

3/16(土)13:30〜17:30

『家創りセミナー』開催予定

少人数制のセミナーです。

お気軽にお越しください。

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命を守る性能3 耐震性能 (2024年02月20日)

構造体

 

 

 

 

 

 

<前回の続き3回目>

<過去2回はこちら>

・命を守る性能

・命を守る性能2 耐震性能

 

前回は

建築基準法で定める耐震基準はあくまで最低のもので

法律ギリギリの耐震強度(耐震等級1)では

震度7に耐える事は難しく

倒壊する可能性が高いが

耐震等級3で建てると

少なくとも熊本地震の結果から見ると

震度7の地震が2回きても住み続ける事が出来そうだ!

という事が分かりました
今月は等級3にするための

費用やメリット・デメリットを

もう少し深掘りしていきたいと思います
まず費用に関してですが

その根拠を示すために

構造の安全性を確認するための計算をするのですが

これが幾つか種類があり

以前の当社もそうでしたが

戸建の住宅の場合一般的には

「仕様規定・壁量計算」という

比較的簡易で電卓でも計算できる方法でしているのですが

(最低限やらなきゃいけないもの)

耐震等級3を証明するためには

ビルや大規模建築物と同じ

専用のソフトを使用した

「許容応力度計算」という少々難しい計算方法をします

これが俗に言う「構造計算」というものです

当社の場合は

・社内のスタッフィングの問題

・インチキできない透明性

という観点から

あえて外注しておりまして

建物の広さや小屋裏があるかどうかにもよりますが

当社の手数料を含め

約30万円程度になります(2階建ての場合)

またそれに伴い補強用の木材・資材が増えるのですが

等級1と比較して10万円までいかない位のアップかな~と

構造計算+資材の合計で

40万円程度で等級3にする事が可能です

まぁ当社はこれが標準なので

元からコレが入ってる見積りをしておりますので

プラスという事にはならないのですが

耐震等級3にするには

そんなに費用が掛かる訳では無いよ

という事をお伝えしたい訳なのですが

この金額どう思いますか?

ちなみに

耐震3にしなくて良いから安くしてくれ

というご要望にはお応えできませんので

悪しからず
デメリット?としては

耐力壁(地震に抗う壁)の量が増えますので

単純に壁(この場合「窓が無い壁という意味」)が多くなり

窓を付ける位置や大きさに制限?がかかってきますが

私の経験上

何かしらの工夫や代替案で乗り切れるので

プラン作成に支障がでる程でもないかと思います

(経験したから分かる事)

また

外壁を貫通する設備機器を付ける時もひと工夫必要になる事がありますね

(換気扇とかの配管)

とにかく

一般の方が見ても分かるくらい

壁という壁が耐力壁になります(特に1階)

 

さて

震度7の地震が2回来ても倒壊しないという

命を守るという

最大最高のメリットがあるのですが

他のメリットとしては

地震保険が格安になる事と

銀行ローンを利用される方だと

銀行さんによっては

金利の優遇があったりする場合もあるようです

また

倒壊しないという事は周りにも迷惑をかけません!

お隣さんの家にもたれかかったり

壊れて瓦礫で道を塞ぐ事がないので

発災直後の救命作業や

その後の復旧作業においてもスムーズに進める事ができます!!

こういう事もすごく大事なポイントだと思います

さて…

皆さんどうお考えになりますか?

もしかしたら

命はお金で買えるのかもしれません…

 

 

 

元旦に発生した

能登半島地震をキッカケに

このブログを書き始めたのですが

ここから先の話をすると

正直

いやらしく感じてしまうでしょうが…

あえてそれを承知で告知します!

3/2(土)・3/3(日)

の二日間で

現場構造見学会を行います

タイミングがドンピシャ過ぎて

怖いくらいなのですが

完成した建物を見れば

キレイで格好良く出来ているのは当たり前

作ってる途中

完成すると見えない部分に

命を守る性能の根拠が隠れております

今回までお話した

・耐震性能を担う耐力壁の状態

そして

これ以後話す予定の

発災後の

倒壊を免れた建物で生活していく上で非常に重要な

・断熱快適性能

の根拠を知る為には

構造の見学会を見ると

その会社のコンセプトが非常に良く分かるハズです

 

今までの経験上

どちらかというと女性は興味が無く

建物の性能に重点を置く

マニアックな男性が非常に興味がある部分で

実際の話し

当社でも

完成見学会に比べ

参加者は1/5程度まで減りますが

1回でも見ておくと

非常に勉強になると思います

確かに

まだ工事の途中ですので

足元が悪い部分もあり危険と思われる箇所もありますが

予約制で行いますので

1組1組丁寧にご案内・ご説明致します

まぁ

当社の見学会じゃなくても良いので

依頼をお願いしようとしている建築屋さんが決まっているのであれば

一度は見ておいて損は無いと思いますよ

 

<構造見学会のご案内はこちらをクリックして下さい>

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現場構造見学会やります‼ (2024年02月20日)

みなさん、こんにちは。

3/2(土)・3/3(日)柏市北部

構造見学会を行います。

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ワンズキューボ仕様の建物で

JWOOD LVLと専用の金物による

在来軸組木造工法です‼

 

 

地震に強い「耐震等級3」を取得‼

 

また、

「長期優良住宅仕様」なので、

今話題の住宅の補助金制度

『子育てエコホーム支援事業』

の対象建物となります。

 

 

更に、

「省令準耐火仕様」なので

火災保険料と地震保険料が大幅ダウン‼

 

今回、構造見学なので

普段なかなか見られない

施工途中の様子や断熱材の施工状況、

骨組みの構造体を見ることができます。

 

予約制となりますので、

申し訳ありませんが、

飛び込み来場はお断りしております。

この機会に是非ご予約ください。

お申込みは下記をご覧ください↓↓

【3/2・3/3の構造見学会お申込みフォーム】

 

 

 

 

 

 

柏市T様邸 建方工事 (2024年02月20日)

先日、柏市にてT様邸の建方工事を

行いました〜‼

 

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朝は少し肌寒かったですが、

青空がきれいで気持ちのいい冬晴れの下で

プレカットされた木材が

クレーン車で次々と吊り上げられていきます。

そして運んだ木材をテンポよく職人さん達が

組み上げていきます。

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家の構造が一気に組み上がるこの日は

お施主様にとっても

私たち工務店にとっても

一大イベントです‼‼

スムーズに進み13時頃には無事に組み上がり

建物の大きさがわかるようになりました(^-^)

 

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上棟おめでとうございます。

今後の工事も安全第一で進めていきます(^^ゞ‼

 

 

 

 

 

柏市T様邸 地鎮祭 (2024年02月16日)

12月末、柏市にてT様邸の

地鎮祭を執り行いました〜‼

 

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家を建てる際に土地の神様を鎮めて

工事の無事や安全と建物や家などの

繁栄を祈る儀式です。

 

ところでみなさん、

地鎮祭で「エイ、エイ、エイ」と

掛け声をかけながら砂を崩す動作があるんですが

なんで「エイ」なんだと思いますか~?!

 

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調べてみたらちゃんと意味が

あったんです‼

 

気合いの掛け声…???

 

ではありませんでした〜(笑)

 

この「エイ」には、

『家が繁栄するように』

『栄えるように』

という意味の

『栄』

でした‼

 

みなさん、

恥ずかしがらずに大きな声でお願いします‼

 

 

地鎮祭をすると

いよいよ工事が始まるんだなと

実感がわいてきます。

 

T様引き続きよろしくお願いいたします‼

 

 

 

 

 

 

扉の代わりにロールスクリーンはいかがですか? (2024年02月13日)

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みなさん、こんにちは(^-^)

先日お引渡ししましたK様邸。

こちらのお宅では、扉の代わりに

ロールスクリーンを活用しています。

頻繁に出入りするところは扉の方が便利ですが、

収納扉やパントリー・シューズクロークなど

開け閉めの頻度が少ない場所は、扉を設置するよりも

費用を抑えることができるのでおすすめです。

 

また、階段からの熱気や冷気が気になる方にもおすすめです。

カーテンで覆うのもいいですが、ロールスクリーンは巻き上げると

コンパクトに収まるので邪魔になりません。

 

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ロールスクリーンは窓まわりだけではなく、

空間の間仕切りや、目隠しとして取付ける方が増えています。

 

内装仕様をご検討の方は参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も継続‼『住宅省エネ2024キャンペーン』 (2024年02月09日)

みなさん、こんにちは。

さて、以前ブログで

『来年度も「先進的窓リノベ補助金」継続!』

とお伝えしましたが、

2024年も3省連携の「住宅省エネ2024キャンペーン」

(補助金制度)が始まりました。

「先進的窓リノベ2024事業」の他にも

2つの事業がありますのでご紹介します。

 

■子育てエコホーム支援事業

「高い省エネ性能を有する新築住宅の取得」や「住宅の省エネリフォーム」等に

対して補助金が交付される制度です。

<注文住宅の新築の場合>

子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に長期優良住宅は100万円、ZEH住宅は80万円補助

<リフォームの場合>

子育て世帯、若者夫婦世帯を対象に原則上限30万円補助  ※

(子育て世帯、若者夫婦世帯でない場合は原則上限20万円補助 ※)

※工事内容に応じて上限が引き上げとなる場合があります。

 

■先進的窓リノベ2024事業

既存住宅の高性能な断熱窓への改修

(U値1.9以下の高断熱窓・高断熱ドア改修 ※1)をされた方対象

一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助  ※2

※1)ドア改修は、窓の改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに改修する場合に限り補助の対象になります。
※2)実際にかかった費用の50%を補助するのではなく、一般的な改修費の2分の1相当額を補助するよう設定されています。

 

■給湯省エネ2024事業

一定の条件を満たすエコキュート、ハイブリッド給湯機、

エネファームのリフォームをされた方対象

・ヒートポンプ給湯機(エコキュート):8万円/台

・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式 併用型給湯機(ハイブリッド給湯機):10万円/台

・家庭用燃料電池(エネファーム):18万円/台

より高い性能要件を満たす給湯器については加算されます。

 

詳細は各事業のホームページをご覧ください↓↓クリック

【住宅省エネ2024キャンペーン】

 

 

 

 

 

命を守る性能2 耐震性能 (2024年02月08日)

建方

 

 

 

 

 

 

<今回も当社ニュースレター2月号のものを加筆・修正してお送り致します>

 

さて

前回の話しは

元旦に発生した「能登半島地震」をキッカケに

「災害が起こった時に建築(家)ができる事」として

「耐震性能」と「断熱性能」

が「命を守る性能となる」という事をお話ししました

今月はその中でも耐震性能について改めてお話しします

 

まず大上段から

建築基準法の第一章第一条(目的)には

「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」

と書いてあります

つまり

あくまで最低の基準なので

「法律通りに作ってあれば安全・安心、では無いよ」という事なんです!

 

さて

最近は新築住宅の耐震性能を表す指標として

耐震等級というものがあります

1~3まであり

3が最高の等級となりますがその関係性は以下となります

■等級1-建築基準法通りの性能

■等級2-等級1の1.25倍の性能

■等級3-等級1の1.5倍の性能

等級1が基本となってますが

ではその基本となっている等級1とは

具体的にどの程度の性能なのか?

法律の条文を載せても法律特有の専門的な言い回しで

一般的な方はもとより

我々建築士でも意味不明というかぼやけた事が書いてあるので

我々建築士の一般的な解釈を書くと

 

震度5強程度の地震で損傷を生じない(この時点では住み続けることができる)

震度6強~7程度の地震で(1回だけ)倒壊・崩壊しない(逃げ出す時間を作り命を守る事ができるがその後住み続けることはできない)

つまり

建築基準法の耐震性能は

震度7程度の地震では住み続けることを想定していないのです!

古い建物だけでなく

最近に作られた建物であっても

等級1で作っていると倒壊する可能性があります!

 

では等級3とは?

これは想定では無く「結果」を書きますが

2016年の熊本地震

震度7が本震余震と2度発生しましたが

現地調査において

耐震等級3の建物が全棟小破(酷くとも外壁にヒビが入った程度)以下の被害でした!

つまり耐震等級3は

震度7の地震を繰返し耐えることができ

尚且つ

住み続ける事が出来るという事が結果として表れました!

 

正直私も

熊本地震以前は

様々な理由から耐震等級3に懐疑的な部分もありましたが

この結果を見て以後

考えをすっかり改めました

この結果はもう検討の余地すら無い気がしますが

皆さんどうでしょうか?

 

次回は

耐震等級3にした時の他のメリットや

費用に関わるお話をします

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

2024年2月17日(土)

~はじめてでも失敗しない~
家創り 1stステップセミナー

開催致します!!

<詳細はこちらから>