アーカイブ:2024年
扉の代わりにロールスクリーンはいかがですか? (2024年02月13日)
みなさん、こんにちは(^-^)
先日お引渡ししましたK様邸。
こちらのお宅では、扉の代わりに
ロールスクリーンを活用しています。
頻繁に出入りするところは扉の方が便利ですが、
収納扉やパントリー・シューズクロークなど
開け閉めの頻度が少ない場所は、扉を設置するよりも
費用を抑えることができるのでおすすめです。
また、階段からの熱気や冷気が気になる方にもおすすめです。
カーテンで覆うのもいいですが、ロールスクリーンは巻き上げると
コンパクトに収まるので邪魔になりません。
ロールスクリーンは窓まわりだけではなく、
空間の間仕切りや、目隠しとして取付ける方が増えています。
内装仕様をご検討の方は参考にしてみてください。
今年も継続‼『住宅省エネ2024キャンペーン』 (2024年02月09日)
みなさん、こんにちは。
さて、以前ブログで
『来年度も「先進的窓リノベ補助金」継続!』
とお伝えしましたが、
2024年も3省連携の「住宅省エネ2024キャンペーン」
(補助金制度)が始まりました。
「先進的窓リノベ2024事業」の他にも
2つの事業がありますのでご紹介します。
■子育てエコホーム支援事業
「高い省エネ性能を有する新築住宅の取得」や「住宅の省エネリフォーム」等に
対して補助金が交付される制度です。
<注文住宅の新築の場合>
子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に長期優良住宅は100万円、ZEH住宅は80万円補助
<リフォームの場合>
子育て世帯、若者夫婦世帯を対象に原則上限30万円補助 ※
(子育て世帯、若者夫婦世帯でない場合は原則上限20万円補助 ※)
※工事内容に応じて上限が引き上げとなる場合があります。
■先進的窓リノベ2024事業
既存住宅の高性能な断熱窓への改修
(U値1.9以下の高断熱窓・高断熱ドア改修 ※1)をされた方対象
一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助 ※2
※1)ドア改修は、窓の改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに改修する場合に限り補助の対象になります。
※2)実際にかかった費用の50%を補助するのではなく、一般的な改修費の2分の1相当額を補助するよう設定されています。
■給湯省エネ2024事業
一定の条件を満たすエコキュート、ハイブリッド給湯機、
エネファームのリフォームをされた方対象
・ヒートポンプ給湯機(エコキュート):8万円/台
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式 併用型給湯機(ハイブリッド給湯機):10万円/台
・家庭用燃料電池(エネファーム):18万円/台
※より高い性能要件を満たす給湯器については加算されます。
詳細は各事業のホームページをご覧ください↓↓クリック
【住宅省エネ2024キャンペーン】
命を守る性能2 耐震性能 (2024年02月08日)
<今回も当社ニュースレター2月号のものを加筆・修正してお送り致します>
さて
前回の話しは
元旦に発生した「能登半島地震」をキッカケに
「災害が起こった時に建築(家)ができる事」として
「耐震性能」と「断熱性能」
が「命を守る性能となる」という事をお話ししました
今月はその中でも耐震性能について改めてお話しします
まず大上段から
建築基準法の第一章第一条(目的)には
「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」
と書いてあります
つまり
あくまで最低の基準なので
「法律通りに作ってあれば安全・安心、では無いよ」という事なんです!
さて
最近は新築住宅の耐震性能を表す指標として
耐震等級というものがあります
1~3まであり
3が最高の等級となりますがその関係性は以下となります
■等級1-建築基準法通りの性能
■等級2-等級1の1.25倍の性能
■等級3-等級1の1.5倍の性能
等級1が基本となってますが
ではその基本となっている等級1とは
具体的にどの程度の性能なのか?
法律の条文を載せても法律特有の専門的な言い回しで
一般的な方はもとより
我々建築士でも意味不明というかぼやけた事が書いてあるので
我々建築士の一般的な解釈を書くと
震度5強程度の地震で損傷を生じない(この時点では住み続けることができる)
震度6強~7程度の地震で(1回だけ)倒壊・崩壊しない(逃げ出す時間を作り命を守る事ができるがその後住み続けることはできない)
つまり
建築基準法の耐震性能は
震度7程度の地震では住み続けることを想定していないのです!
古い建物だけでなく
最近に作られた建物であっても
等級1で作っていると倒壊する可能性があります!
では等級3とは?
これは想定では無く「結果」を書きますが
2016年の熊本地震
震度7が本震余震と2度発生しましたが
現地調査において
耐震等級3の建物が全棟小破(酷くとも外壁にヒビが入った程度)以下の被害でした!
つまり耐震等級3は
震度7の地震を繰返し耐えることができ
尚且つ
住み続ける事が出来るという事が結果として表れました!
正直私も
熊本地震以前は
様々な理由から耐震等級3に懐疑的な部分もありましたが
この結果を見て以後
考えをすっかり改めました
この結果はもう検討の余地すら無い気がしますが
皆さんどうでしょうか?
次回は
耐震等級3にした時の他のメリットや
費用に関わるお話をします
シュッ〆
2024年2月17日(土)
~はじめてでも失敗しない~
家創り 1stステップセミナー
開催致します!!
命を守る性能 (2024年02月03日)
*今回は1月の当社ニュースレターを加筆修正して発信いたします*
本年元旦より
能登半島と周辺地域にて大規模な地震が発生致しました
ご親戚やお知り合い等いらっしゃる方においては
気が気でないと思いますし
被災された方
被災されたお知り合いの方がいらっしゃるのであれば
心よりお見舞いを申し上げます
そして
発災より一ヶ月が経ちました
いまだに余震の速報があったりはしますが
少しづつ
仮設住宅の建設・受付などの報道も出始め
(すると丸々一ヶ月避難所等の生活だったという事で…)
(しかも被災した方全員がすぐに入居できる事でもない…)
復旧・復興を目指していく中ではありますが
私
今回たまたま地震の影響が少なかった地域の
建築に従事する者として
2点ほど思う所がありますので
それをお伝えしたいと思います
まず
地震発生後のニュースとして
倒壊した住宅や地域の映像が流れますが
これは残念ながら
耐震性能が低い建物故に起こる現象です
もちろん新築や築浅の建物ばかりでは無く
地域に古い建物も混在するのは当然の事で
仕方のない事ではあるのですが
今後もし
新築を考える際の参考にして頂けると幸いなのですが
「大きな地震が来たら木造住宅はつぶれてしまうんだ…」
とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが
決してそんな事はありません!
木造住宅が地震によって倒壊するメカニズムはほぼ解明されてますし
それに対する対処法もあります
それ故に
あるキッカケを境に耐震に関する法律が変わるのですが
それの物差しの一つが
「耐震等級」です
(1~3まであり3が最高等級)
これはあくまで「物差し」ですので
その性能をどこまで求めるのか?は
建て主や建設会社等の
自己判断・自己基準となるのですが
高い耐震等級にする事は
数年前の熊本地震でも大きな成果を得られています
「建物が倒壊しない」というのは本当に大事な事で
まず地震が起きた時に家族の命を守れる事
それと地震発生後も住み続ける事が出来る
という事が挙げられます
被災した方は避難所に皆行くのかといえばそうではなく
今回の地震でも
集団生活での環境問題やプライバシーの問題等から
車での生活やビニールハウスで共同生活をされてる方も居る
という報道もあります
地震発生後も今までと変わらない生活環境で過ごせることは非常に大きなメリットです
そして2番目
住み続ける事が出来るその後その先の重要な性能として
「断熱性能」があります
幸いにも被害が少なく
家には継続して住めても
冬の場合
室内温度が外と同じような寒さでは
「どのようにして暖かくするのか?」
という問題が出てきます
当然災害時です
電気やガスなどのエネルギーの供給がないので
機械設備に頼るには限界や制限があります
そこで
「機械設備に頼らなくても快適に過ごせるもしくは少なくとも不快に過ごす事がないような断熱性能」
が求められる訳です
これも今の技術では充分可能なのです
次回以降は改めてそれらをご説明します
シュッ〆
2024年2月17日(土)
~はじめてでも失敗しない~
家創り 1stステップセミナー
開催致します!!
柏市 K様邸 木工事① (2024年01月29日)
柏市 K様邸 建て方 (2024年01月26日)
柏市 K様邸 基礎工事・土台敷き (2024年01月23日)
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