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15年経った家 (2025年04月06日)

前回のお打合せの時

春くらいから取り掛かる

現在お打合わせ中のお客様が

「旅行に行ってくるからお土産買ってくるね~」

とおっしゃって頂いたのですが

先日わざわざお土産を届けに来るだけの為に

ワンちゃんと一緒に当社に来てくれました

本当にありがたいです!

 

関係性としては

所詮はお客様と業者

お客様のご要望を

費用を頂いて形にするのが我々の仕事

そんな事までして頂く事など普通は有り得ないと思いますが

よその会社さんの事は分かりませんが

当社の場合

注文住宅で家創りをすると

少なくとも6ヶ月

長い方だと10ヶ月程度

一週間から二週間に一度お会いし

一回当たり2時間以上

それだけの時間をかけてお打合せをしていきます

 

人生の中では短い期間ではありますが

その中で非常に濃密な時間を一緒に過ごします

そこでお客様の中で我々に対して

何かしらの「良さ」

を感じて頂いているから

こういう関係性を築いていけるのだと思います。

そして

当社にはありがたい事に

そういうお客様が非常に多いです

本当にありがたい

「これは当たり前ではないんだぞ」

胸に刻んで

これからも仕事をしていきたいと

思う瞬間です

 

そして昨日

15年前にお引渡ししたお客様より

「久々にじっくり家を見て欲しい」

とお話があり見てきました

 

そのご主人は私と同じ歳

そして

私の二級建築士時代

比較的初期のお客様で

「無垢材自然素材と住宅性能」

という事を体系的にやり始めた

うちの体験館と兄弟のような家づくり

そしてお客様の最終的なご要望で

「純和風」

を目指した家で

お客様が決めたコンセプトが

「太陽も星も光も風も取り込める狭いけど開放的な家」

私自身も勉強させて頂き

思い入れのある建物となりました

その15年後…

 

前々から思っていましたが

そこのお客様は

非常に建物を丁寧に使って頂いている印象で

建てた側としては嬉しい限りなのですが

奥様「建ててくれた職人さんたちの顔が浮かぶと雑には使えない」

という号泣必至のお言葉

今回久々に

床下から天井裏まで

隅々まで見させてもらいましたが

とにかく「キレイだな~」という感想

うちの父の時代の40~50年前の家は何度も見てきましたが

「自分が設計して自分が監督した15年後の建物」

を見るのは初めての経験

 

そのキレイだな~の意味は

掃除の面というより

「その素材の質感とか佇まい」という意味

(ちゃんとお客様は掃除もされてますよ!)

 

無垢の木は経年で少しづつ茶色に日焼けし

とてもいい質感と肌触り

左官の塗り壁は

樹脂を含まない本物の自然素材のお陰で

ほとんど汚れが無く

引き渡した直後のように

鮮やかな色を保っています

 

私がやってきた事

お客様へお勧めした事に間違いが無かった!

と確信に変わった瞬間でした!!

 

お客様も

「この家が大好きだ」「良い家だ」

と連呼してくれるので

私もとっても気分が良い事で…

その後一席設けて頂いたのですが

家創りをしていた時の

色々なお話しで盛り上がりました

 

もちろん

私が手掛けたお客様が

全部このような思いではないのかもしれません

直接言われないだけで

不満に思っている事があるのかもしれません

でも

多くのお客様が

私が顔を出せば

ニコニコしながら

「あがってお茶飲んでけ」

と言ってくれるし

「この冬も快適だったよ~」

「こないだの地震でも大した事なかったよ~」

と建物を褒めてくれます

まぁもちろん

私の力だけでなく

会社のスタッフ

大工をはじめとする各職人さん達のお陰なんですが

勘違いしそうになります…

 

こういう関係は当り前じゃないんだぞ!

改めて気を引き締めて

頑張ります!!

 

下はその際の

15年住んだ家の写真です

長押

 

 

 

 

 

 

そうそう

ここのお宅は浴室ハーフユニットで

上が板張りなのですが

見事に全くカビが生えてません!!

板張りの風呂

 

 

 

 

 

 

 

無垢床材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<そして建てた時の写真はこちらへ>

S邸 玄関ドア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

薮﨑賢人選手 (2025年03月31日)

薮崎賢人選手2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薮崎賢人選手1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちのお付き合いのある足場屋さん

の若き社長

プロのボクサーです!

 

前回の試合で目の辺りを骨折し

1年数か月ぶりの再試合

なのにメインなんだそうです!!

相手は強そうなフィリピンの選手

 

勝って欲しいのはもちろんですが

とにかくケガを最小限で終えてもらえると嬉しい…

 

いろいろ祈っております!

 

4/3(木)

ご興味がある方は宜しくお願いします!!

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

ゆるせん… (2025年03月22日)

事務所の花

 

 

 

 

 

 

 

先日植えた

事務所の花壇のお花

花の部分が茎から千切られてました…

 

ぐむむむぅぅ…

ゆるせん…

 

なんでこういう事するのだろう?

今回で2回目

子供なんだろうか…?

 

ゆるせん…

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

 

建物性能の悩み… (2025年03月16日)

2503花1

 

 

 

 

 

 

2503花2

 

 

 

 

 

2503花壇1

 

 

 

 

 

 

前々から

やろうやろうと思っていて

仕事にかまけて後回しにしておりましたが

今週体験館へお客様のご案内もある事で

いよいよ昨日雨が降る前に

オクムラさんと一緒に

当社体験館S-houseの庭に

グランドカバーを植えました!!

正直

あまり良い条件の庭では無いので

定着してくれるか不安な面もありますが

日陰でも比較的強いものを選んできたので

日々見守っていこうと思っております

 

そして

仕事の面では

次に取り掛かる建物の図面入力の真っ最中なのですが

私初めての3階建て+4月からの法改正があるので

(法改正についてはこちらをクリック)

いや~

やってもやっても図面が終らない…

建築確認に提出する図面の

内容も枚数も増えるので

この2ヶ月しんどい日々を過ごしております…

感覚的には

いつもの確認図面の3倍は大変な気がします…

 

うちの会社は小さいので

建築士の保持者は私だけ

なので

他の人に任せる事が出来ません…

辛い所ではありますが

頑張りどころです!

そして

そろそろ先が見えてきました

 

ああっ

一年点検に行けてないお客様

ごめんなさい

そろそろお伺いします…

 

さて

そんな中でも

目先の事だけでなく

会社の未来も同時に考えているのですが

今後の宮崎建設の性能基準をどうするか…

という悩み

 



 

宮崎建設の高断熱化の歴史

 

私が入社する前の

30年数年前の創業者の父の時代には

既に

とある北方型のパネル工法をやってましたので

柏市周辺の建築屋の中で

いち早く高気密高断熱に取り組み

私がこの会社に入った20数年前に

早々に前社長の兄と取り組んだのが

さらなる高気密高断熱の追求

 

その当時は今のように

資料や情報はほとんど無く

社会的な機運も整っていない中で

暗中模索の中でやってましたが

そんな中で

セルロースファイバーの断熱に出会い

自然素材と融合させて計画したのが

2008年の当社体験館S-house

 

そして当時のシェアがまだ2~3%で

そのほとんどが北海道や東北地域での使用であった

樹脂サッシを標準にし基礎断熱に取り組んだのが

2014年

 

量産ハウスメーカーが

まだ金属や金属+樹脂の複合サッシを主流にしていた2018年には

いち早く

樹脂トリプルサッシを標準化

 

お客様の要望と合致し

「世界基準の断熱性能の家」を創ろうとして

UA値0.28

C値0.14

(すみませんが上記の数値が分からない方は検索して下さい…)

の付加断熱の家を建てたのが2020年3月

 

そして

2025年4月より

法改正にて

いよいよ断熱性能が戸建住宅でも求められるようになり

ヒートショックなどの健康被害から

「暖かい家」「快適な家」がニュース等でも話題になり

社会的機運が高まってきております

 

今までは

大手の量産ハウスメーカーを含め

他社に絶対的性能アドバンテージがあり

2~3歩は先んじて進んできていた自負がありましたが

ここに来て

この数年で

グッと差が縮まってきている感は否めません

 

さて

今後の宮崎建設はどうするのか?

 

もちろん

更なる高性能を目指し

付加断熱+高性能サッシ+自然素材×施工力

を推し進めていけばいいのですが

悩みの種は

皆さんの家計にも直撃している

「値上げ」「原材料費の高騰」です…

2020年のコロナ禍からこっち

理由はコロナだけでは無く

原油などのエネルギー問題

ドライバー不足による流通の問題等々もあり

毎年毎月のように

値上げのFAX・メールが届いてきます…

その上げ幅がとんでもないのです!

 

私からすると

性能を上げていくのは簡単です

そして

口だけでなく

実際に突き詰めてやった経験もあります

 

しかしそうすると

ただでさえ

柏市周辺はこの5年で

2~3割土地の価格が上昇している中で

住宅取得価格も上げてしまうと

一般の方は

注文住宅の建設は無理な話で

今の時代

「快適で健康な高性能住宅を求められるのは金持ちだけ」

という事になってしまいます…

 

まぁ

商売としては

そこの層・マーケットに飛び込む事も可能なのですが

私の中で

「じゃー金持ちじゃないと良い家に住めないの?」

というのが引っ掛かります

「高性能な家を創れるならそれを広めるのがプロの責任じゃないのか?」

と…

 

まぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

カッコつけてるようですが

非常に悩んでます…

多少のコスト上昇は飲み込まなければならないが

よりコスパに優れた家創りが出来ないものか?と…

 

こういう事こそ

企業として体力のある

「大企業」と呼ばれる会社にやって頂きたい所ですが…

 

まぁ

今日の結論は

私は商売がヘタクソという事です…(冷汗)

潰れないように頑張ります!!!

あーあ

ゴロゴロ昼寝してたら

住宅取得の消費税が3%くらいになってないかなー

(ずんの飯尾風…)

 

ブログも頑張ります!!

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年変わる事 後編<アスベスト調査> (2025年01月25日)

ご挨拶

 

 

 

 

 

 

前回

<今年変わる事 前編>

に続き後編です

今回はニュースレターでは

紙面の都合上駆け足だったので

大幅に加筆してお届けします

 

さて

これは今年という事では無く

2022年4月より適用させているのですが

「リフォーム工事におけるアスベスト事前調査」が

義務となりました

もう3年前から始まってるのに

なぜ今取り上げるのか…?

と思われるでしょうか

これは全く当社の事情

当社は新築や大規模リフォームをメインとしており

1,000万円以下のリフォーム工事はここ数年あまりなかったのですが

今年はそのような工事予定が幾つかあり

お客様にも費用面でご負担いただく部分や

理解頂けない部分があるかと思いますので

ここでキチンとご説明しておきます

 

まずアスベスト(石綿(いしわた))の説明を簡単にすると

自然界に存在する繊維状の物質で

ある期間までは

建築資材の強度を高める為や燃えにくくする為に

ポピュラーに使用されてきた材料なのですが

ばく露から20~30年経った後に

肺がんや中皮種などの

死亡率の高い健康被害が発生する事が判明し

今まで

廃絶の為の措置を講じてきたわけなのですが

今更のような気がしますが

リフォーム工事に入る前に

その含有の有無を確認・報告し

適切な撤去工事に結びつけるというものです

 

その対象等は

アスベストが確実に入っていない

■木材・金属・石・ガラス・畳・電球

は除外

そして

2006年9月1日(平成18年)以前に着工したものが対象になります

この日付は

これ以降は確実に建築資材にアスベストが含有されていない事になっており

それ以前が対象になるという事です

つまり

いまから20年以上前に作られた建物が対象となります

工事金額や工事面積の制限により

国への報告をしなくても良い工事もあるのですが

どんなに軽微な工事でも調査は義務となります!!

例え¥1,000-の工事でも

石膏ボードにビスを打ち込む

(アスベスト含有の可能性があるものを傷つける行為)

であれば調査義務の対象となります…

 

例えば

棚を作る¥1,000-の工事でも

その他に

・調査費用(検体調査含む)

・行政への報告手数料

で数万円掛かり

もしアスベスト含有が分かった場合

・アスベスト工事対応手数料

・アスベスト処分費用

で数万~数十万かかる可能性があるという事です…

なんだかな…と思いませんか?

 

ハッキリ言いますが

健康被害は絶対ダメです!!

うちの社員・大工・職人

そして私も

ガンになるのは絶対嫌です!!

しかし

工事本体の見積りが¥1,000-なのに

見積りして調査費用等を含めるとプラス10万円で

¥101,000-になったとしたら

誰も工事やらないですよね…

 

しかし今回

国は本気です!!

建設を管轄する国交省だけでなく

健康に関する事なので厚労省

そしてアスベストは飛散する物質なので環境省と

複数の省庁がタッグを組んで推進しているものです

その意気込みもお分かり頂けると思います

 

私が言うのもなんですが

・いまだにこの事をしらない建設業者もいます

・知っててしらばっくれる業者も沢山います

しかし

私は法令順守でキチンとやります

もしリフォーム工事で相見積もりをとって

「よその会社は1万円だったのに宮崎建設は10万円でかなりボッタくってるな!」

と思われるんだろうな…

という心配もありますが

しょうがないです!!

 

なので

工事は細かくではなく

なるべくまとめてくれると

金額的には調査費用を薄める事ができるな~

と思っております

 

色々

世知辛いと言いますか

大変な時代になってきました…

(新築だけに絞ろうかな…という愚痴です)

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

2025年も補助金が出ます‼ (2025年01月17日)

みなさんこんにちは。

昨年の11月末に2025年の

「住宅省エネキャンペーン」

の実施が発表されました‼

 

リフォームに関しては、

高効率給湯器の導入や

省エネ効果の高い断熱窓・断熱ドアの改修、

外壁・屋根・天井または床の断熱改修や

エコ住宅設備の設置、その他工事など

対象の省エネリフォームを行う際に

費用の一部が補助されます。

 

子育て世帯や若者世帯など縛りが無く、

対象の省エネリフォームを行った

全世帯の方が対象になります。

 

 

昨年、弊社でも補助金を利用して

窓の断熱改修やエコキュートの交換、

床下断熱吹き込み工事や

キッチン・お風呂のリフォームをしました。

 

特に多かったのが窓の断熱改修です。

寒さ・暑さを軽減するには、

窓の断熱性能を高めるのが効果的なので

弊社でもおすすめしています‼

 

実際窓の断熱改修をした時の画像がこちらになります。

 

<内窓設置>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓格子入りの内窓を設置しました。

雰囲気がガラッと変わり窓が華やかになりますね~‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<カバー工法>

いまある窓枠に新しい窓を被せて

取付ける工法です。

内窓よりもコストはかかりますが、

開け閉めが1回で済むので開閉の手間がかかりません。

段差はできますが、よく出入りする

掃出し窓にはおすすめです。

 

また、ここのお宅ではガラスは複層ガラスではなく、

真空ガラスを採用しました。

真空ガラスとは、ガラスとガラスの間に

真空層を設けたガラスのことです。

一枚ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍の

断熱性能があります。

魔法瓶と同じ構造です‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(カバー工法は窓枠が少し太くなり、ガラスの面積が小さくなります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな黒い点が規則的に入っているのがわかりますか?

これはマイクロスペーサーと呼ばれるもので、

ガラスとガラスがくっつかないように

間にスペーサーを挟み、真空状態を保っています。

↓↓クリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<玄関ドア>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も補助金が出るので

皆さんこの機会にご検討ください。

 

 

※新築も補助金が出るのですが、

対象世帯と対象住宅が決まっているので

詳細はお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

今年変わる事 前編<法律・耐震・断熱> (2025年01月13日)

ご挨拶

 

 

 

 

 

 

2025年令和7年

遅ればせながら

あけましておめでとうございます

本年もどうぞ宜しくお願い致します

皆様のご多幸をお祈り申し上げ

今年も一年

宮崎建設を宜しくお願い致します!!

 

<今回は当社NL「ゆたか」の1月号に大事な事を書いたのでここではそれを先行して加筆修正し前後編でお届けします>

皆さんお正月はどのように過ごされましたか?

うちの会社では

暮れに自身や家族がコロナやインフルに罹ったりなどで

社員が少ない会社なのに2人のスタッフが忘年会を欠席…

寂しい感じでしたが

幸いにしてそのまま年末年始の長期休暇に入りましたので

ゆっくり養生できたかと思います

 

私も

3年前にもやったのですが

12月の中旬に再び鼻の手術をし

汚い話しで申し訳ありませんが

内部で出血が止まらず鼻が詰まっているので

久々に数日ゆっくりのんびりしておりました!

気持ちはまだまだ30代後半位なのですが(笑)

たまに現場で作業をすれば前より無理がきかないし

ケガをすれば治りも遅くなってきてるのが事実(泣)

やっぱり休むって大事ですね!

今年は充分英気を養いましたので

頑張ってスタートしていきたいと思います!!

 

さて

昨年12月のゆたかでは

「闇バイト犯罪のせいで建築屋の現地調査がやりづらくなった!」

というお話をしましたが

2025年

建築業界も大きく変化する事が2点ほどあります

法律が変わった事によるものなので

非常に重要でお客様にも関わる事なのでここでお伝えしておきます

 

まず一つ目は

この4月より建築基準法の性能に関わる部分と

家を建てる時に申請する

建築確認申請の内容がガラッと変わります

この事はあまりお客様や現場には直接関係ない事なのですが

宮崎建設及び宮崎・奥村にとってはどえらい変更になります…

主な内容はと言いますと

「木造2階建ての住宅」を狙い撃ちした変更で

まさに木造住宅しかやらない当社にとっては大きな変更を迫られるものなのですが

その経緯から説明すると

日本における建築物数

そしてそのメインで馴染みのある建物・工法となるのが

「木造の2階建て住宅」

ですので

国としては

(すみませんここからはぶっちゃけた言い方をしますが…)

一番国民に身近であり数も多い建物に対して

審査が煩雑になる事も避けたいし

遅くなれば国民に文句を言われるし

なにより

あんまり責任も負いたくないので

「緩和」という名の下に

「木造2階建て住宅の構造計算は国では審査しませんよ。その建物を設計した建築士さんに任せますからね」

という事になってましたので

構造計算に関わる書類の添付が必要なく

もし付けて申請を出したとすると

「責任持てないので構造に関する記載は全て除いてくれ」

と言われる始末でした…

「建築士に任せる」

聞こえは良いですが

結局その実は

(ここからは国では無く建築士の話)

建築士もピンキリなので

例えば

デザインばかりにこだわり構造に関する知識不足の人や

新しい法律についていけず古い法律のままの構造計算をする建築士もいて

(建築士のクセに噓でしょ?と思われるかもしれませんがこれが現実なのです…)

一部の意識の高い建築士からは

「これでは命を守る為の住宅の性能が担保されない!!」

という意見が以前より根強く言われていましたが

この度

木造2階建て住宅でも

建築確認申請時に構造計算の添付が必須となり

また少し厳しくなりました!

そしてこれも大きな改革ですが

やっと「断熱材の施工が義務化」となりました!

このゆたかでは何度も言ってきましたが

今までは無断熱で家を建てても法律違反では無かったのですが

いよいよこれが法制化されました!!

これは直接「断熱材」と言うよりも

昨今の「省エネ化・Co2排出量の削減」と

高断熱化により居住者が快適に健康に過ごせる事に繋がり

「健康である事による医療費の削減」

を目的とするものです

 

「木造住宅の構造計算の明確化及び断熱性能の向上」

これは素晴らしい事です!

私もこの事を今まで何度も言ってきました

そこで当社に当てはめてみると…

今回の「構造計算の明確化」に関しては

も少し詳しく話をすると

「最低限の建築基準法以上の構造計算がなされているかどうか?」

を審査するもので

「高い目標値がクリアされてるか?」

を見ている訳ではありません

なので

最低限でもクリア可能なので

一般的に特別厳しい訳では無く

うちは以前より外部の構造設計者による

耐震等級2ないし耐震等級3を標準とした

高い所に目標を置いているので特別問題無く

断熱性能に関しても

現在の当社の性能からすると半分程度の目標値なので

正直大した性能では無く

充分クリアしているのでこちらも全く問題は無く

この法改正自体はなんて事ないのですが

大変なのはこの事によって

「提出する書類や図面が増え、審査にどえらい時間が掛かる」事なんですよね…

 

皆さん耐震偽装の「姉歯事件」って覚えてますか?

今からちょうど20年位前の話しなのですが

あの時も法律がガラッと変わったのですが

通常木造2階建て程度の建築確認は1週間~10日もあれば審査が通るのですが

その時の法改正直後は4~6ヶ月程度掛かり

(ビルとかはもっと掛かっていたようですが…)

建築屋はどこも仕事がストップ・倒産増で

まさに官製不況の苦々しい思い出がありますが

今回はそれを想起させるマズイ状況になるのではないかと

今からどこの会社も戦々恐々としております…

 

あぁ…

なんで国ってもっとスマートに事を運べないのでしょうか?

少しづつ変えてくとか…

AIだって学習機能が付いてるのに…

(まぁ、何か色々な事情があるのでしょうが…)

********************

長くなりましたが

以下

後編へ続きます!

 

また

1月もリアルセミナーを行います!

皆様宜しくお願い致します!!

 

~はじめてでも失敗しない~
家創り 1stステップセミナー

2025年1月18日(土) 13:30~

<詳細はこちらをクリック>

 

 

 

 

 

シュッ〆

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事始め (2025年01月08日)

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

みなさん、最大9連休となった

年末年始のお休みはどう過ごされましたか?

 

ミヤケンは毎年七草までお休みなので

私は今日から仕事始めです。

長いお休みも終わってみればあっという間ですね。

 

今年は息子とスキー・スノボに

行けたので嬉しかったな。

一昨年は体調不良、昨年は股関節を痛めて

いたので私は行けずにお留守番でした。

 

 

今年は雪質もよく滑りやすかったです。

2年前までは息子の方が滑るのが遅くて

途中で待っていたのに、今年は逆パターン(;’∀’)

待たれる側になりました(笑)

久々に楽しいスキーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ‼

ついにネトフリデビューをしました。

韓国ドラマ好きなので、

沼から抜け出せないと思い

ずっと始められなかったけど

我慢できずに今年からデビューです‼

眠れない夜が続きそうなので、

注意して過ごしたいと思います。

 

まだ休みボケしてるので

スイッチ切り替えないといけないですね(笑)

 

みなさん、今年も色々と頑張りましょ‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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