アーカイブ:3月2025
建物性能の悩み… (2025年03月16日)
前々から
やろうやろうと思っていて
仕事にかまけて後回しにしておりましたが
今週体験館へお客様のご案内もある事で
いよいよ昨日雨が降る前に
オクムラさんと一緒に
当社体験館S-houseの庭に
グランドカバーを植えました!!
正直
あまり良い条件の庭では無いので
定着してくれるか不安な面もありますが
日陰でも比較的強いものを選んできたので
日々見守っていこうと思っております
そして
仕事の面では
次に取り掛かる建物の図面入力の真っ最中なのですが
私初めての3階建て+4月からの法改正があるので
いや~
やってもやっても図面が終らない…
建築確認に提出する図面の
内容も枚数も増えるので
この2ヶ月しんどい日々を過ごしております…
感覚的には
いつもの確認図面の3倍は大変な気がします…
うちの会社は小さいので
建築士の保持者は私だけ
なので
他の人に任せる事が出来ません…
辛い所ではありますが
頑張りどころです!
そして
そろそろ先が見えてきました
ああっ
一年点検に行けてないお客様
ごめんなさい
そろそろお伺いします…
さて
そんな中でも
目先の事だけでなく
会社の未来も同時に考えているのですが
今後の宮崎建設の性能基準をどうするか…
という悩み
*
*
*
宮崎建設の高断熱化の歴史
私が入社する前の
30年数年前の創業者の父の時代には
既に
とある北方型のパネル工法をやってましたので
柏市周辺の建築屋の中で
いち早く高気密高断熱に取り組み
私がこの会社に入った20数年前に
早々に前社長の兄と取り組んだのが
さらなる高気密高断熱の追求
その当時は今のように
資料や情報はほとんど無く
社会的な機運も整っていない中で
暗中模索の中でやってましたが
そんな中で
セルロースファイバーの断熱に出会い
自然素材と融合させて計画したのが
そして当時のシェアがまだ2~3%で
そのほとんどが北海道や東北地域での使用であった
樹脂サッシを標準にし基礎断熱に取り組んだのが
2014年
量産ハウスメーカーが
まだ金属や金属+樹脂の複合サッシを主流にしていた2018年には
いち早く
樹脂トリプルサッシを標準化
お客様の要望と合致し
「世界基準の断熱性能の家」を創ろうとして
UA値0.28
C値0.14
(すみませんが上記の数値が分からない方は検索して下さい…)
の付加断熱の家を建てたのが2020年3月
そして
2025年4月より
法改正にて
いよいよ断熱性能が戸建住宅でも求められるようになり
ヒートショックなどの健康被害から
「暖かい家」「快適な家」がニュース等でも話題になり
社会的機運が高まってきております
今までは
大手の量産ハウスメーカーを含め
他社に絶対的性能アドバンテージがあり
2~3歩は先んじて進んできていた自負がありましたが
ここに来て
この数年で
グッと差が縮まってきている感は否めません
さて
今後の宮崎建設はどうするのか?
もちろん
更なる高性能を目指し
付加断熱+高性能サッシ+自然素材×施工力
を推し進めていけばいいのですが
悩みの種は
皆さんの家計にも直撃している
「値上げ」「原材料費の高騰」です…
2020年のコロナ禍からこっち
理由はコロナだけでは無く
原油などのエネルギー問題
ドライバー不足による流通の問題等々もあり
毎年毎月のように
値上げのFAX・メールが届いてきます…
その上げ幅がとんでもないのです!
私からすると
性能を上げていくのは簡単です
そして
口だけでなく
実際に突き詰めてやった経験もあります
しかしそうすると
ただでさえ
柏市周辺はこの5年で
2~3割土地の価格が上昇している中で
住宅取得価格も上げてしまうと
一般の方は
注文住宅の建設は無理な話で
今の時代
「快適で健康な高性能住宅を求められるのは金持ちだけ」
という事になってしまいます…
まぁ
商売としては
そこの層・マーケットに飛び込む事も可能なのですが
私の中で
「じゃー金持ちじゃないと良い家に住めないの?」
というのが引っ掛かります
「高性能な家を創れるならそれを広めるのがプロの責任じゃないのか?」
と…
まぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
カッコつけてるようですが
非常に悩んでます…
多少のコスト上昇は飲み込まなければならないが
よりコスパに優れた家創りが出来ないものか?と…
こういう事こそ
企業として体力のある
「大企業」と呼ばれる会社にやって頂きたい所ですが…
まぁ
今日の結論は
私は商売がヘタクソという事です…(冷汗)
潰れないように頑張ります!!!
あーあ
ゴロゴロ昼寝してたら
住宅取得の消費税が3%くらいになってないかなー
(ずんの飯尾風…)
ブログも頑張ります!!
シュッ〆
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